本資料の内容は、次の製品およびバージョンに対応しています。但し、文章内は、一部の製品を例に記載しています。
Wikipediaには、パッシブハウス基準の年間冷房負荷は15kWh/m2a以下とあります。
但し、2012年6月のPHJメールマガジンでは、22kWh/m2aに修正される見込みとありました。
「建もの省エネ×健康マップ」、「図解エコハウス」では、茨城PH及び鎌倉PHの年間冷房負荷は、それぞれ18.55及び21.32kWh/m2aです。基準値は既に変更されたのでしょうか?
現在、パッシブハウス研究所(ドイツ)では、冷房負荷の基準を見直し中です。 新基準の暫定期間もありますので、急に変わる事はありません。 ただし、先行して最新バージョンのPHPP (ver.7.2)では、これまで冷房負荷に含まれなかった潜熱負荷、すなわち除湿負荷を加えて表示されるようになりました。 これを受けて、建もの燃費ナビの結果シートでも顕熱と潜熱を合わせた負荷を表示しています。 その結果、既にパッシブハウス認定を取得している物件に関しても、冷房負荷の15kWh/m2aをオーバーした状態で省エネ健康マップに掲載されるという事が起きています。 さらに、冷房設定温度の計算条件の違いもあります。省エネ健康マップでは、建もの燃費ナビ基準(27℃)で計算された結果ですが、パッシブハウス認定時は、25℃で計算されます。 |