本資料の内容は、次の製品およびバージョンに対応しています。但し、文章内は、一部の製品を例に記載しています。
外構図で敷地を拡げるとき、フェンスやエクステリアも一緒に拡げたい。
外構図ではドラッグによって敷地の大きさを変更したり、フェンスやエクステリアなどの大きさを変更することができますが、いくつもの要素をそれぞれサイズ変更することは手間がかかります。 | |
このような場合は、「範囲端点移動」を利用することで、指定した領域の要素をまとめてサイズ変更させることができます。 | |
[参考] 「範囲端点移動」は、AD-1 Ver.6.0から搭載された機能です。 |
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例として「外構セット」で配置した敷地を、建物の大きさにあわせてサイズ変更するケースで操作手順を説明します。 | |
[状況] 外構図で「外構セット」を配置したところ、以下のように建物の後ろ側が敷地からはみ出しています。 敷地面以外にも、ブロック塀や芝生(エクステリア)、植栽(可変高樹木)が存在しており、それぞれを個別に変形・移動するには手間がかかります。 |
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■範囲端点移動 操作手順 |
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① | (範囲端点移動)をクリック。 |
② | 変形させる敷地の一部を矩形指示で選択。 |
③ | 基準点として任意の点(例では敷地のコーナー部分)をクリックし、サイズ変更する方向へマウスカーソルを移動。 |
④ | 目的のサイズにあわせた位置でクリック。 *敷地や一緒に選択していた外構要素のサイズがまとめて変更されます。 |
[注意] 範囲端点移動の際、元の敷地の形状や端点移動の方向によっては、変形後の敷地形状がおかしくなる場合があります。例えば、斜め方向に端点移動させると次のように変形されます。 |
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