本資料の内容は、次の製品およびバージョンに対応しています。但し、文章内は、一部の製品を例に記載しています。
顧客・プランデータを複数のAD-1から共有したい
AD-1(以下EcoNaviを含む) の物件管理では顧客・プランデータの保存先を変更できますが、それだけでは複数のAD-1でデータを共有する使い方はできません。 | |
複数のAD-1のシステムから顧客・プランデータを共有し一元管理するには、「物件管理サーバー」というオプションプログラムを利用します。 | |
「物件管理サーバー」を他のシステムからも参照できる共有領域にインストールし、それぞれのAD-1のシステムから物件管理サーバーの領域を参照させることで、物件管理サーバーによって一元管理されている顧客・プランデータを共有することができます。 | |
物件管理サーバーを導入された場合は、以下のようにインストールおよび設定することで、物件管理サーバーを利用することができます。 | |
■物件管理サーバーのインストール |
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① | 物件管理サーバーのインストールCDをパソコンにセット。 *インストールウィザードが起動します。 |
② | 「次へ」をクリック。 |
③ | インストールフォルダを指定し、「次へ」をクリック。 他のシステム(PC)からネットワークで参照できる共有領域にインストールしてください。またはインストール後に共有設定してください。 インストールフォルダの初期設定は「C:\CGBK_Server\」です。 |
インストールが実行され、画面が消えると終了です。 | |
■物件管理サーバーの初期設定 |
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物件管理サーバーの初回起動時に、サーバー名と管理者名を登録します。 | |
① | デスクトップのショートカット(MADRIC・AD-1物件管理サーバー)をダブルクリック。 |
② | サーバーの登録で「サーバー名」と「管理者名」を記入し、「OK」をクリック。 |
③ | 登録確認メッセージの「OK」をクリック。 |
⇒物件管理サーバーのメニューが起動します。 | |
[注意] 物件管理サーバーを利用する(他のクライアントからの接続・データ保存等)には、物件管理サーバーを起動させておく必要があります。 物件管理サーバーを利用する際には、物件管理サーバープログラムが起動していることを確認してください。 |
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■AD-1の設定 |
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AD-1の物件管理を物件管理サーバーを利用(接続)できるように、設定を切り替え、接続先登録を行います。 | |
① | 物件管理を開く。 |
② | [ツール]メニューの「環境設定」を開く。 |
③ | 全般タブを開き、「ネットワークデータベースを利用する」にチェックを入れ、「OK」をクリック。 *再起動します。 |
再起動後、物件管理サーバーに対応した物件管理起動メニューが起動します。 ここで、接続先(物件管理サーバーの情報)登録と、使用者(ユーザー)情報の登録を登録します。 |
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④ | 接続先の登録 1.「接続先登録」をクリック。 2.「登録」をクリック。 3.「選択」をクリック。 4.共有されている物件管理サーバーのインストールフォルダを開き、 「CGBK_Server」→「SYS」→「ServerInfo.dat」を選択。(「開く」をクリック) 5.「OK」をクリック。 6.「閉じる」をクリック。 ⇒接続先のリストから、登録した物件管理サーバーを選択できるようになります。 |
⑤ | 使用者情報を登録 1.「ユーザー管理」をクリック。 2.「登録」をクリック。 3.「担当者コード」「担当者名」「読み」「パスワード」を記入して、「OK」をクリック。 *パスワードによる制限が不要であれば、空白のままにしておきます。 4.登録確認で「OK」をクリック。 5.「閉じる」をクリック。 *複数の使用者を登録する場合は、登録作業を継続してください。(後から追加することもできます) ⇒ユーザーのリストから、登録したユーザー情報を選択できるようになります。 |
それぞれの設定が完了しますと、AD-1のシステムから物件管理サーバーを利用できるようになります。 |
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■AD-1の起動 |
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接続先とユーザーを選択した状態で、「データベースへ接続」をクリック。 |
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⇒物件管理サーバーで管理されている顧客・プランの物件管理が起動します。 | |
[参考] 接続先を「ローカルPC」として接続すると、物件管理サーバーを使用せずにAD-1を起動します。 パソコンを社内LAN(ネットワーク)から切り離し、外出先などでAD-1を使用する場合などにご利用ください。 |